犬も人間と同じように夢を見る?

愛犬がお家で気持ちよく寝ている時、幸せそうでうれしくなります。
たまに「クウ〜ン」と寝言を言ったり、足をピクピク動かしたりしています。
何となく夢をみてるのかな?なんて思ったりしませんか?

また、夜中は全然起きなかったりして熟睡しているのかな?
と思うことがあります。
今回は犬の睡眠について見てみましょう。

犬の適切な睡眠時間

犬の睡眠は12時間〜15時間が一般的なのだそうです。
人間に比べて長い時間眠っています。
1日の半分寝ていることになります。
子犬や老犬は16時間以上寝ている場合もあります。
人間と一緒でその日の疲れによっていつもより長く寝る場合もあります。

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、犬も一緒です。
犬の睡眠の約8割がノンレム睡眠とされています。
脳は休んでいますが、物音などですぐに目覚めるように体は起きています。
夜中などレム睡眠の時には多少の物音にも気づかずぐっすり眠っています。
体は完全に休息しているのですが脳は活発に動いていて、犬も夢を見るといわれています。
これは敵に過敏に反応するためで野生の名残によるものだそうです。

睡眠中の邪魔はNG

気持ちよく眠っている愛犬をよしよしと撫でてあげたり、毛布をかけてあげたりしたくなります。
しかし、安眠妨害になるのでやめておきましょう。
愛犬に嫌われてしまう原因にもなります。
睡眠は体力回復に必要な時間とされています。
眠ることでストレス発散にもなりますので、起こさずにそっと見守ってあげたいものです。

睡眠中のいびきには注意

見逃してはいけないのがいびきです。
いびきの裏側に「軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)」や「気管虚脱」などの病気が隠れている可能性があります。
「睡眠時無呼吸症候群」もあるようです。
ブルドッグやパグなどの短頭種ですとといびきをかきやすいですが
いつもと違っていたり、急にいびきをかき始めて気になる場合は迷わず病院に連れていってあげてくださいね。

まとめ

犬もレム睡眠時に夢をみている可能性があります、
犬も人間と同じで1日の出来事や脳に蓄積したあらゆる情報を整理するために夢を見ると言われています。

愛犬にとっても睡眠は大変重要です。
愛犬に質の高い睡眠を取ってもらうためには、十分な運動や刺激が必要です。
そのためにも「朝晩の散歩」や「飼い主さんが帰宅したら十分に遊んであげる」などを心がけ、気持ちよく眠れる環境をつくってあげたいものです。