愛犬に与える水は水道水でも大丈夫??

愛犬を連れてお散歩をしていると、ご近所のお金持ちのおじいちゃんに出会いました。
「うちの犬は富士のおいしい水しか飲まないんや〜」
「いいお水飲んでますね!」
なんて会話を交わしました。
我が家はウォーターサーバーを置いているのでその水を飲ませていますが
外出時に水筒を持っていない場合は水道水をあげることもあります。
水道水はあまり良くなさそうだと思いながらも、他の子も飲んでいるので
大丈夫かな?なんて思ったりしています。
愛犬に与えるお水はどんなものが良いのでしょうか。

水道水をあげてもいい?

日本の水道水は基本的にはそのまま問題なく飲めるのだそうです。
そして、日本の水道法により水質基準が厳密に定められおり、
日本の水道水は、塩素消毒を行うことで殺菌しているため、
そのまま飲めると世界に誇っていいほどのクオリティなのだそうです。
しかし、消毒のため残留塩素やトリハロメタンが微量に含まれているのも事実です。
カルキ臭が気になると思う場合もあります。
そんな場合は一度沸騰させてから、冷まして与えると良いでしょう。
10分以上沸騰させるようにしてください。
沸騰時間が短いと逆にトリハロメタンが増加してしまうようです。
また沸騰させると塩素による消毒効果がなくなるため、細菌が繁殖するリスクが高くなるため、
作り置きせずに早めに与えましょう。

軟水と硬水

市販されている飲料水の中でミネラル分が多く含まれているミネラルウォーターがあります。
硬度は水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量で、
世界保健機関(WHO)が定める基準では硬度120mg未満が軟水、120mg以上が硬水とされています。
硬水は日常的に飲み続けるとお腹の調子が悪くなったり、
結石のリスクが高まることが考えられるため、犬に与えるのであれば軟水が良いです。
しかし、水質基準をクリアしている水道水ですが、
浄水場によっては一部の地域では軟水ではなく硬水の場合もあります。
地域によっても水道水の質は変わってきます。
九州や沖縄県、関東地方の水道水は硬水になっている割合が大きい傾向がありますので
自宅の水道水を与える場合は、どこの浄水場の通って来たかの経路を確認した上、
硬水か軟水かを確認してから与えてあげることが心配なく望ましいです。

まとめ

水は愛犬の健康維持や生命維持に欠かせない大事なものです。
日々与える水は心配のないものであることが一番です。
もちろん水道水を愛犬に飲ませても問題はないみたいでした。
マンションの場合は給水方法によって水質も変化します。
貯水槽方式よりも直結給水方式のほうが、トラブルが起きるリスクは少ないとされています。
水質が気になる方は、マンションの給水方式も確認してみましょう。