愛犬の問題行動を増やす飼い主の特徴4選

たくさん吠える、他の犬や人に対して攻撃的、いたずらで部屋がぐちゃぐちゃ、、、そのたびに叱るのも叱られるのもお互いにつらいですよね。問題行動には様々な原因がありますが今回はしつけより簡単で今日からできるポイントをご紹介します。問題行動を防いであげることで怒る必要がなくなり、愛犬も飼い主も気持ちよく生活できます。
今回ご紹介するのは「飼い主さんの接し方」です。ご自身にあてはまるものがないか見てみてください。問題行動の多くは飼い主さんのちょっとした気遣いで変わることが多いです。もちろん、しつけをきちんとすることも大切です。できればしつけと並行して行ってみましょう。

お散歩不足

日々のお散歩はどのくらい行っていますか?
運動、ストレス発散、野生の本能を満たす、社会性(においや交流)など、お散歩にはたくさんのメリットがあり、特に心と身体両方の健康維持で大きな役割を持っています。特に問題行動においてストレスは大きな要因となり、加えて運動不足で体力が余るとよりパワフルに問題行動に取り組んでしまうスパイラルが発生します。
お散歩は1日に2回が理想です。シッターに昼間の散歩を依頼する、仕事が休みの日は2回お散歩するなど継続しやすい自分ルールを作って愛犬とお散歩に出かけましょう。

要求にこたえすぎている

愛犬はあなたの言う事を聞いてくれますか?叱られたときに吠え返す、隠れてしまう場合は愛犬が家の王様になった気持ちでいるかもしれません。これ自体も問題行動ですが、他の問題行動を起こした時に犬が言う事を全く聞かず、止めることができなくなってしまいます。
以下のような事に心当たりはありませんか?
・おやつやごはんのおかわりをあげてしまう
・お散歩では犬が先行して引っ張っていく
・叱るべき時に叱らない(入ってはいけない部屋に入る、テーブルに乗るなど)
やってはいけないことや家のルールに反することは許してはいけません。
きちんと叱ること、甘やかさない事、今日くらいいいか…と妥協しない事が大切です。

コミュニケーションが少ない

犬は人の愛情にとても敏感です。「行ってきます」や「ただいま」、名前を呼んであげる、撫でてあげる、一緒に遊ぶ。こういった日々のコミュニケーションで飼い主からの愛情を感じ取ります。問題行動は「構ってほしい!」という気持ちからも起こります。飼い主さんからの愛情をたっぷり受けることで、悪いことをしなくても構ってもらえるという安心感を与えてあげましょう。

正しく褒めていない

あなたは褒められて育つタイプですか?それとも叱られて育つタイプでしょうか?犬は褒められて伸びます。
「お留守番頑張ったね」「いい子だったね」「よくできました」小さなことでもきちんとできた時、うまくいかなかったけどやろうとしていることが感じられた時にはプラスの言葉をかけてあげましょう。大切なのは「〇〇をすると飼い主さんが喜ぶ/ほめてくれる」と覚えてもらう事です。同じ構ってもらうなら叱られるより褒められる方が幸せ!という事を体感してもらいましょう。きっと次も頑張ってくれます。