犬の熱中症_症状チェックリストと対策

最終更新
2024/07/31

毎年最高気温が記録されるようになっていますが、熱中症対策はしていますか?人間が熱中症になるのと同様に、犬も熱中症になります。普段より呼吸が浅かったり、暑そう、ぐったりしている時には熱中症を疑ってみましょう。もちろん人間とは異なる症状も見られますので、早めに気づいてあげられるように注意が必要です。

今回は熱中症になったときのサインや対策について紹介していきます。
ワンちゃんが熱中症の際に発するサインには、軽いものから重篤な反応までさまざまなものがあります。いつもと違う様子があった際には早めの対処を行い重症化する前に処置を行うことが大切です。

熱中症の症状チェックリスト

  • 過度の喘ぎや呼吸が速い
  • よだれが多い
  • 元気がない、ぐったりしている
  • 舌や歯茎の色が濃い赤色や紫色になっている
  • 体温が40℃以上ある
  • 歩き方がおかしい、よろめく
  • 反応が鈍い
  • 嘔吐や下痢がある
  • 意識がもうろうとしている
  • けいれんがある

このリストは症状が軽い順に並べています。
前半の症状では体を冷やしたり冷たいお水を飲ませるといった応急処置で様子を見てもいいですが
前半の症状でも複数当てはまる場合や後半の症状が出てきている場合には応急処置を行いながら病院に連れて行くのが安心でしょう。

熱中症の対策

愛犬が熱中症だとわかった場合、そうだと思われる場合は、以下の手順で対応を行います。

  1. 応急処置を行う
    暑い場所にいる時には日陰に移動します。氷嚢や水で体温を下げてあげましょう。飲んでくれるようであればお水も飲ませてください。
    軽い症状が1つ出ている程度でしたらここまでで症状が治る可能性が高いです。
  2. できるだけ早く病院に連れていく
    重篤な症状や軽い症状でも複数出ている場合には応急処置を施しながら病院に向かってください。

さらに、犬に水をかけて、風を充ててあげるのも体温を下げる効果がありますので、応急措置にはなるでしょう。
あくまでも応急措置でしかありませんので、最終的には熱中症と思われるのならば、病院に連れていってあげることが重要です。

⚠️犬の熱中症はとても怖く、最悪命を奪われてしまうこともあるので十分に注意しましょう。