ペットも冬太りする!?寒い季節の運動不足を解決する方法

寒くなると、人と同じようにペットも運動不足になりがち。特に室内で過ごす時間が長くなると、活動量が減り、「冬太り」につながることもあります。体重増加は関節や内臓に負担をかけ、病気のリスクも高まるため、しっかり対策をしましょう!

この記事では、冬に運動不足になりやすい理由と、愛犬・愛猫が楽しみながら運動できる方法を紹介します✨


◾️冬にペットが運動不足になる理由

寒くて外に出たがらない

気温が下がると、犬も猫も寒さを感じ、動くのが億劫になります。特に小型犬やシニアペットは、寒さに弱く散歩を嫌がることが増えるでしょう。

日照時間の短さ

冬は日が短くなるため、仕事終わりに散歩をしづらくなる飼い主さんも多いはず。その結果、散歩の頻度が減り、運動量が不足してしまいます。

カロリー消費が少ないのに食欲は増える

寒さでエネルギー消費が落ちる一方で、ペットは「体温を維持するために食欲が増す」ことがあります。そのため、食べる量は増えても運動が足りず、太りやすくなるのです。

家の中でゴロゴロしがち

冬は暖房の効いた部屋でぬくぬく過ごすのが気持ちいいですよね。ペットも同じく、暖かい場所でじっとしている時間が増えるため、自然と運動不足になります。

◾️冬太りが引き起こす健康リスク

🐶 犬の場合
✅ 関節への負担増 → 特に小型犬やシニア犬は、関節炎のリスクが高まる
✅ 心臓・呼吸器系の負担 → 肥満が原因で心臓病のリスクが上がる
✅ 糖尿病のリスク増加 → 体重増加に伴い、糖尿病を発症しやすくなる

🐱 猫の場合
✅ 運動不足による筋力低下 → 筋肉が落ちると代謝が低下し、さらに太りやすくなる
✅ 尿路結石のリスク → 肥満気味の猫は水分摂取量が減り、尿路トラブルを起こしやすい
✅ 肝リピドーシス(脂肪肝) → 猫は急激な体重増加・減少が内臓に大きな負担をかける

ペットの健康を守るためにも、冬でもしっかり運動させることが大切!

◾️寒い季節でもできる!ペットの運動不足解消法

室内で楽しめる運動方法

(1)おもちゃを使った遊び
おもちゃを使って狩猟本能を刺激し、楽しく運動しましょう!
✅ 犬には「引っ張りっこ」「持ってこい」 → 短時間でエネルギーを消費できる
✅ 猫には「ねこじゃらし」「レーザーポインター」 → 獲物を追いかける遊びで運動量アップ

(2)知育トイで「頭と体」を動かす
フードを入れるタイプの知育トイを活用すると、遊びながら運動&脳トレができます!
✅ 犬:コングやトリーツボール → 嗅覚を使いながら運動!
✅ 猫:フード迷路やトリーツ入りおもちゃ → 遊びながら食べられる

(3)キャットタワーやペットステップを活用
✅ 猫ならキャットタワーで上下運動を促す
✅ 小型犬やシニア犬にはペット用ステップを置き、軽い運動を

【犬向け】冬でも楽しく散歩するコツ

(1)防寒対策をしっかり
✅ 小型犬やシニア犬には防寒着を
✅ 肉球の乾燥を防ぐため、保湿クリームを塗る

(2)短時間×回数を増やす
寒い日は、1回の散歩時間を短くし、朝・夕2回に分けると無理なく運動できる!

(3)散歩コースを変えて刺激をプラス
同じルートばかりだと飽きるので、いつもと違う道を歩くことで脳の刺激にもなる!

【猫向け】運動習慣の作り方

(1)食事の位置を工夫
ごはんを部屋の違う場所に置くことで、食事のたびに移動する習慣がつく!

(2)遊ぶ時間をルーティン化
猫は「狩りの時間」を決めて行動するので、毎日同じ時間に遊ぶ習慣をつけると運動しやすい!

(3)ダンボールや紙袋を活用して「隠れ家遊び」
ダンボールのトンネルや紙袋を置くと、猫が自ら動き回るきっかけになる!


まとめ

✅ 冬はペットも運動不足になり、太りやすい季節!
✅ 太りすぎると、関節や内臓に負担がかかる
✅ 室内遊びや散歩コースの工夫で、運動不足を解消できる!

ペットの健康は日々の積み重ねが大切。冬の間も楽しく運動を取り入れて、愛犬・愛猫の健康を守りましょう!

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