知ってた?かわいいだけじゃない、肉球の役割!

ぷにぷにでかわいい猫の肉球。
実は可愛いだけじゃないんです!
今回は意外な肉球の機能をご紹介!

5つの役割

クッション
猫は上下運動を行う動物です。棚やキャットタワーから飛び降りた際、静かに安全に着地できるのはまさに肉球のおかげ!肉球がなかったら膝を痛めてしまいます。

滑り止め
フローリングを走り回ったり、飼い主さんの腕にしがみついたりする時には爪だけでなく肉球が必須です。人の掌と同じく優しく包み込んだり、物を掴むことができるんですね。

ブラシ
猫は自分では直接グルーミング(舐める)ことのできない顔や額、耳裏などのお手入れは肉球で行なっています。

足音を消す
いつの間にか近くにいてびっくり!なんてことはよくあるのではないでしょうか?これは猫の肉球のなせる技です。狩の時に足音を忍ばせるのに大活躍ですが、室内飼いの場合は飼い主さんを驚かせる用途で活躍しています。

健康バロメーター
鼻と同じく皮膚で覆われていますので、体温が低い時は白っぽく、高い時はピンク色になります。人は顔色で体調が分かりますが、猫は鼻と肉球の色で見てあげましょう。

お手入れは必要?

こんな便利で猫の生活に欠かせない肉球ですがお手入れも場合によっては必要です。実際にお手入れをお勧めするケースをご紹介します。

・毛が伸びている
肉球の間の毛が伸びて肉球を覆ってしまっている場合です。目安としては肉球の3割程度が隠れてしまっていたら注意です!曲がりきれずフローリングで転ぶことが増えてきたらカットしてあげましょう。
方法は、専用のハサミを使うのがベストですが、人間用の鼻毛ハサミ(先が丸い小さなハサミです)でもOK!肉球の接地面にかからない程度の長さに切りましょう。
長毛種に多く見られますが短毛種の猫でもたまに起こるのでよく観察してあげてください。

・外に出る(バデッジでは完全室内飼いを推奨しています)
外へ出る猫は土や砂利、アスファルトなどを踏むため肉球が硬くなりやすいです。また、ガラスを踏んで怪我をすることもありますし、夏は火傷、冬は凍傷なども0ではありません。肉球の色や傷がないかをきちんと確認してあげてください。
ケアの方法は、肉球クリームです。カサつきを保湿してカバーするとともに、ひび割れなどの怪我のリスクを下げます。小さな怪我があった場合には治るまで外出を控えてもらってください。
血が止まらない、歩きにくそう、水膨れや変色がひどいといった場合には病院へ連れていきましょう。

・冬
肉球は人間の皮膚と同じと考えてもらって良いです。なので、冬場は特に乾燥します。最近潤ってないかな?と思った際には肉球クリームで保湿してあげましょう。我々の踵と同じです。

愛猫の肉球、ぜひじっくりと観察してみてくださいね。
ちなみに、人間の手相と同じで肉球で性格を見る肉球占いなんかもあるそうです。