愛犬が飼い主にすり寄り、おやつをねだるのはよくある光景です。
しかし思うがままあげてしまうと、愛犬は肥満になってしまい、獣医師さんから食事改善や運動量増加を指導されてしまうかもしれません。
そこで今回は、肥満回避のために飼い主ができることをお伝えします。
肥満になりそうな愛犬の方や、すでに肥満体の愛犬にも有効ですので試してみてくださいね。
愛犬が飼い主にすり寄り、おやつをねだるのはよくある光景です。
しかし思うがままあげてしまうと、愛犬は肥満になってしまい、獣医師さんから食事改善や運動量増加を指導されてしまうかもしれません。
そこで今回は、肥満回避のために飼い主ができることをお伝えします。
肥満になりそうな愛犬の方や、すでに肥満体の愛犬にも有効ですので試してみてくださいね。
おやつを与える回数と時間帯を決める
肥満になりやすい食材を選ばない
散歩の時間を確保
今までずっとおやつを与えていた愛犬に、いきなり与えないようにすることができれば、飼い主さんにとってはカロリー計算が楽になり、犬にとっては消化量が減ることで体の負担が軽くなるでしょう、
しかし、愛犬がいうことを聞かないから飼い主さんがおやつで釣っていたり、大好きなおやつを食べられなくなって愛犬にストレスが溜まってしまったりする可能性は少なからずあります。
ですからいきなりおやつを与えないのではなく、「ちゃんとおすわりやお手ができた」「〇時になったら少量あげる」など、おやつを与える時間帯やタイミングを決めましょう。
おやつを与える時間帯やタイミングを習慣化することで、飼い主さんにとってはカロリー計算がしやすくなり、愛犬にとってはおやつ抜きを回避できWin-Winの関係になります。
上記の記事はYahoo!Japanのニュース記事です。一部抜粋します。
コロナ禍でおうち時間が増えペットと過ごす時間も長くなりました。(中略)きたのさと動物病院 小田寿美子獣医師「かわいくおねだりをされると、いっぱいあげるのはダメとわかっているのにどうしてもあげてしまうという方は多い」
(中略)
小田寿美子獣医師「体重が重くなってくるとワンちゃんも動くのがおっくうになって活動性が落ちてくる。(おやつは)1日に必要とするカロリーの1割くらいを目安にすると栄養バランスが崩れない」
記事ではおやつの与えすぎが肥満の原因の一つと説明されていました。
記事の後半では、犬や猫は人以上に肥満解消が難しいとを警告しています。
愛犬の肥満解消が難しいことを、飼い主さんならよくわかりますよね。
自分の体ではないので必然的に難易度が上がるからです。
そこで次に考えるのがカロリー計算です。
日々進化しているので、健康志向のペット用おやつはたくさん出回っています。
先述したYahoo!の記事によると、現在で回っているペット用のおやつは1200種類もあるんだとか。
ですが「健康志向を謳っているおやつを選べばOK」と思考停止してはいけません。
健康志向と称して生に近い食材を使い、長期間保存に適用するため保存料をたくさん使っている場合があるからです。
おやつを購入する際は見た目のパッケージだけでなく、しっかり成分表を確認しましょう。
糖質(炭水化物)、脂質、保存料や添加物が過度に含まれているおやつは選ばない方が無難です。
特に保存料や添加物は成分がしっかりと書かれていない商品もあり、選びにくく感じます。
過剰に食べてしまうと、どうしてもカロリーオーバーになってしまいます。
蓄積してしまったカロリーを減らすには、散歩が一番。
身体が悪く歩けない場合を除き、散歩は極力行った方がカロリー消化だけでなく、運動不足の解消が可能です。
犬としても、同じ室内に居続けるよりはストレスが軽減するので、散歩の時間は生活の中に確保しておきましょう。
今回は肥満犬にならないよう、回避する方法をお伝えしました。
上記3点は基本的な内容なので「これができれば誰も苦労しない」と思われる飼い主さんもいらっしゃいますよね。その通りです。
自暴自棄にならず、まずは飼い主さんができる範囲で、愛犬が肥満にならないよう注意を払いましょう。
人も犬も慣れていく習性がありますので、過度に悩む必要はありません。
愛犬の体調を思いやってあげてください。