サクっとわかるペット保険の選び方

「ペット保険」という単語で検索をかけると、専門サイトだけでなく、銀行でも取り扱っていることがわかります。

検索結果からわかる通り、気軽に加入できる点が魅力のペット保険です。

しかし加入検討者にとっては、どこに加入すればいいのか、何を目安に検討すればいいのか分かりにくいのがネックです。

今回は、ペット保険の概要や検討するべき項目をすぐ理解できるようにサクっとまとめました。是非一読くださいませ。

目次

1

ペット保険とは

2

加入検討の見極め

3

加入時に検討したい項目

ペット保険とは

ペット保険とは、主に家庭で飼われている猫や犬を対象とした損害保険です。

保険料は平均で3,000円前後、月払いや年間払いなど選択できる場合が多いです。

人が加入する損害保険とは違い、一定額(免責金額)を差し引かれた上で支給されます。

免責金額は飼い主さんが負担する金額で、飼い主さんが支払う保険料の負担を軽減するために設定されています。

(例)

  • 手術代30,000円
  • 免責金額が3,000円、補償率が70%

上記の条件だと支給額は(30,000-3,000)×0.7=18,900円となります。

以上のように免責金額があることから、高額な手術代には大きく貢献しますが、数万程度の治療費や手術費には旨味を感じいにくいです。



加入検討の見極め

ペット保険加入のタイミングはどういった状況が多いのでしょうか。よくあるパターンは以下の通りです。

  1. 生まれつき体が弱い
  2. もしもの時に大金を捻出できない

生まれつき体が弱い

獣医師さんに診察してもらった時、愛犬が生まれつき体の弱い子だとすぐわかると、病院でペット保険の加入を勧められる事は耳にするものです。

獣医師さんに勧められた場合は、保険加入の検討に丁度いいタイミングです。

生まれつき体が弱いということは、それだけ病院にお世話になる機会が多くなるので、少しでも負担額を減らしたい飼い主さんにはおすすめです。

もしもの時に大金を捻出できない

専門家ではない飼い主さんが、愛犬の体調をすべて把握するのは難しく、ある日を境に大病を患っていると判明するパターンが多いです。

緊急で手術が必要と判明し、とっさに手術費を捻出できない場合にペット保険はおおいに役立ちます。

普段から金銭的に余裕があるのなら加入する必要はありませんが、もしもの時に備えたいのなら、うってつけです。


加入時に検討したい項目

いざ加入検討する場合、どんなことに注意するべきでしょうか。

もちろん補償内容や限度額は大事ですが、どのペット保険でも確認するべき共通項目をお伝えします。

保険料(月額払い/年額払い) 3,000円前後が多い
加入可能年齢/更新可能年齢 加入できる年齢と、更新可能な年齢は異なる
保険内容 適用条件が厳しい場合もあるので注意
補償割合 50%以上の場合が多い

支給額は免責金額も考慮する

免責金額 飼い主側が支払う金額

限度額や補償内容をしっかり確認・納得するには複数の保険を比較検討がおすすめです。


まとめ

ペット保険は、予防接種や健康促進ための治療費としては対応できず、免責金額があるため請求額が満額支払われるわけではありません。

しかし大病を患ったり、大きな手術が必要な時に飼い主さんの負担を軽減してくれる切り札です。

おうち時間が増えたからこそ、大切な愛犬のためにできることを考えてみてはいかがでしょうか。