猫はどちらかというと警戒心が強いところがあり、犬に比べると一人で行動することが多いのでなつきにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
もともと猫は気まぐれなところもあり、あまり構いすぎないようにある程度の距離感を持って接するくらいがベストです。
そんな猫でも自分が心を許した人に対してする行動、仕草があります。
今回は猫が好きな人にする仕草を紹介していきます。
■猫が好きな人にする仕草とは?
①ペロペロと舐める
猫が私たちを舐めてきたとき、これは私たちに心を開いている証拠です。
そもそも猫は毛づくろいをすることがありますが、これを相手にもするということはよっぽど心を許しているということになるでしょう。
②まばたきをする
これは意外なのではないでしょうか。
当たり前の行動のように感じますが、猫は心を許した相手にでないとまばたきはしません。
目が合ったときにまばたきをしていたら、好意を示されているということになります。
③スリスリとくっついてくる
猫がよくする仕草の一つとして体をこすりつけるようにくっついてくることがあります。
これは相手を独占したくて自分の匂いを付けようとしています。
つまりマーキングのようなことをして愛情表現をしているのです。
④ふみふみしてくる
前足を使ってふみふみしてくることはありませんか?
これは自分が子どもの頃に戻って母親に甘えているような仕草になります。
飼い主に甘えたいときなどにしてくることがあるので、このときはとことん甘えさせてあげましょう。
⑤喉をゴロゴロ鳴らす
猫独特のゴロゴロという音、これは威嚇しているわけではありませんし、機嫌が悪いわけでもありません。
好きな相手と一緒にて幸せを感じているときにゴロゴロという音を鳴らすことがほとんどです。
ちなみに、このゴロゴロは幸せホルモンであるセロトニンが分泌されるとも言われているので、しょっちゅうゴロゴロ音を鳴らす猫はきっととても幸せな環境で暮らしている猫なのでしょう。
⑥仰向けになってお腹を見せる
まさにこれは服従ポーズですが、完全に相手に心を開いているポーズです。
甘えたいときや相手にしてほしいときもごろんとなってお腹を見せてきます。
⑦後をついてくる
猫は単独での行動を好むのですが、部屋をあちこち移動しているときにその度についてくるという行為はいつのタイミングなら相手にしてくれるだろうと様子を窺っているときに行う行動です。
後をついてきたら声をかけてあげ、ちょっとかまってあげるようにしてあげると猫たちも満足することでしょう。
⑧一緒の布団で寝る
猫のほうから一緒の布団で寝ようとしてくるとき、それは相手をよほど信頼しているという証です。
猫は警戒心が強いので無防備になる背中側を相手に向けることがないのに背中を向けて寝ていることがあればとても相手を信頼しきっているということになります。
■猫の仕草を知って自分も愛情表現を
以上の8つの仕草、すべて経験があるという方はもう皆さんと猫との関係は信頼関係で結ばれているといっても過言ではありません。
猫もかまってほしいときはたくさんありますので、適度にかまってあげて皆さんからもたくさんの愛情を注いであげてください。