大正製薬が全国の犬の飼い主400人を対象に実施した「わんちゃんの健康に関する意識調査」によると、約49.0%の飼い主が愛犬の健康に不安を感じていることが明らかになりました。
年齢別で異なる健康の悩み
調査では、犬の年齢層ごとに異なる健康の悩みが浮き彫りになりました。
子犬(0~2歳):「下痢」が最も多く、22.0%の飼い主が心配しています。
成犬(3~7歳):「運動不足」が25.0%でトップ。
中高齢犬(8~10歳):「高齢からくる衰え」が26.0%。
高齢犬(11歳以上):「高齢からくる衰え」が46.0%と、年齢が上がるにつれて健康への不安が増しています。
腸活の必要性を感じる飼い主が増加
調査では、60.0%の飼い主が「わんちゃんにも腸活が必要」と考えていることが分かりました。しかし、実際に腸活を取り入れている飼い主は28.5%にとどまっています。
腸活の具体的な方法としては…
発酵食品の摂取(ヨーグルト、チーズ、納豆など):44.7%
善玉菌を増やす食物:35.1%
腸内環境を整えるサプリメント:22.8%
これらの方法が実践されています。
健康維持のために行っていること
飼い主が愛犬の健康維持のために行っていることとして、以下の項目が挙げられました:
散歩:48.5%
定期健診:48.3%
便や尿など日頃からの健康チェック:38.3%
また、健康情報の入手先としては、獣医師(65.0%)が最も信頼されており、次いでインターネット(40.3%)、ペットショップ(23.8%)、飼い主仲間(23.3%)が挙げられています。
この調査結果から、飼い主の多くが愛犬の健康に対して高い関心を持ち、特に腸内環境の改善や日常的な健康チェックを重視していることが分かります。愛犬の健康を守るためには、年齢や体調に応じた適切なケアが重要です。定期的な健康チェックや腸活の取り入れを検討してみてはいかがでしょうか。