前回の記事では、犬や猫も花粉症になることをご紹介しました。春先や秋になると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・皮膚のかゆみなどの症状が出ることがあり、特に皮膚のかゆみは見逃されやすく、掻きむしることで炎症を起こしてしまうことも。
そこで今回は、今日からできる花粉症対策と、症状がひどいときの対処法について解説します!
◾️今日からできる!犬猫の花粉症対策
花粉症の症状を軽減するには、できるだけ花粉に触れさせないことが重要です。以下の対策を今日から始めましょう!
室内での対策
・こまめに換気をする(花粉が少ない時間帯に)
→ 早朝や夜間は花粉の飛散が少ないので、換気するならこの時間帯が◎。
・空気清浄機を活用する
→ 花粉をキャッチする高性能フィルター搭載の空気清浄機がおすすめ!
・洗濯物は部屋干しにする
→ 花粉がついた洗濯物を室内に持ち込まないように注意!
散歩時の対策(犬向け)
・花粉が少ない時間帯に散歩する
→ 風が強い日はできるだけ外出を控えるのも◎。
・散歩後はしっかりブラッシング
→ 被毛についた花粉を落とし、室内への持ち込みを防ぐ。
・足・顔まわりを濡れタオルで拭く
→ 特に目や鼻の周りをやさしく拭くと◎。
室内飼いの猫でもできる対策
・床をこまめに掃除する(特にカーペット)
→ 花粉が溜まりやすい場所を清潔に。
・ブラッシング&濡れタオルで被毛ケア
→ 花粉を落とし、毛づくろい時の花粉摂取を防ぐ。
・目の周りを優しく拭く
→ 目やにが出やすい猫は、清潔なガーゼでケア。
◾️花粉症がひどいときのケア方法
症状が悪化すると、皮膚炎や結膜炎などにつながる可能性があります。以下のケアを試してみましょう!
かゆみ対策
・低刺激のシャンプーを使う(犬向け)
→ 花粉を洗い流し、肌を清潔に保つ。獣医推奨のものを選ぶと◎。
・目をこすらないようケアする
→ 目の周りが赤くなっている場合は、清潔なガーゼで優しく拭く。
・保湿ケアを取り入れる(皮膚が乾燥しやすい場合)
→ 乾燥した皮膚はかゆみを悪化させるので、犬猫用の保湿スプレーを活用。
水分補給をしっかり
花粉症の時期は、鼻水や涙が増えて脱水しやすいため、水分補給も大切です。
・水飲み場を増やす(猫向け)
→ いつでも飲めるように、水を複数の場所に設置。
・ウェットフードを取り入れる
→ 水分量の多いフードを与えることで、自然に水分摂取量を増やせる。
・ヤギミルクやぬるま湯を与える
→ 飲み水を工夫すると、自然に水分摂取量がアップ!
◾️症状がひどい場合は病院へ!
以下のような症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう!
🚨 受診が必要なサイン
❌ 皮膚を掻きすぎて炎症や脱毛が見られる
❌ 目をこすりすぎて充血している
❌ くしゃみ・咳が止まらない
❌ 呼吸が苦しそう(ゼーゼーしている)
❌ 食欲が落ちて元気がない
動物病院では、アレルギー検査や抗ヒスタミン剤・ステロイド治療などが行われることがあります。自己判断で放置せず、悪化する前に相談しましょう。
まとめ
犬猫の花粉症対策は「花粉を避ける」「こまめなケア」「水分補給」がポイント
✅ 家の中の花粉を減らす → 換気や空気清浄機、こまめな掃除を意識
✅ 散歩後は花粉を落とす → ブラッシング&濡れタオルでしっかりケア
✅ 水分補給をしっかり → ウェットフードやぬるま湯を活用
✅ 目や皮膚のかゆみがひどい時は病院へ!
毎日の小さな工夫で、愛犬・愛猫を花粉症のつらさから守ってあげましょう!
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