子犬を迎えたその日から、新しい生活が始まります。
早くお家に慣れるようにしてあげたいですね。
同時にしつけも始まります。
これから快適な毎日を過ごせるように、子犬を迎えたら必要なことをまとめました。
子犬を迎えたら考えたい10のこと
1.新しい環境に慣れよう
子犬は今までと違う新しい環境でとても不安に感じているはず。
そして、緊張して疲れていることでしょう。
可愛くて仕方なくて構ってしまいがちですが、しっかり休ませてあげましょう。
2.寝床を作ろう
快適な寝床を作ってあげるのは飼い主さんの最初の仕事です。
まずはケージ、ベッドを用意しましょう。
少し薄暗いけど家族の声が聞こえて落ち着く場所を選びましょう。
この中にいればゆっくり落ち着けるハウスを作ってあげると愛犬との距離も縮まります。
3.ドッグフードを選ぼう
ドッグフードは信頼できるメーカーのものを選びましょう。
年齢・月齢に合った「総合栄養食」の表記があるものを選びましょう。
子犬にはドッグフードをお湯でふやかしてあげると香りも立って食いつきも良いです。
ブリーダーさんやペットショップで食べていたものを教えてもらうと良いでしょう。
4.トイレをおぼえよう
トイレのしつけは、家に迎えたその日から行いましょう。
失敗しても叱るのはやめましょう。
よく観察して、しそうなタイミングでトイレへ抱っこしていくのではなく、誘導して自分で行かせるトレーニングをしましょう。
5.どこでも触らせるクセをつけよう
人に触られることに慣れさせましょう。
体を触ることは日常のケアはもちろん、病気や怪我の早期発見にもつながるので
いつも健康チェックができるように触られることに慣れさせましょう。
6.歯磨きに慣れよう
小さいうちから歯磨きに慣れることはとても大事です。
犬の歯周病対策は健康を維持する上でもとても大事です。
この先、毎日続けていきたい歯磨きですが、慣れていないと嫌がってできません。
最初は歯磨きクロスで歯を触られることから慣れましょう。
7.お留守番のトレーニングをしよう
ハウスで快適でリラックスでき、子犬が自ら喜んでハウスに入るようになったら、少しずつハウスで過ごす時間を増やしていきます。
おもちゃなどを入れて、夢中になって遊んでいる時に、少しの間扉を閉めてその状態にも慣らしましょう。
最初は側でついていてあげてください。
慣れてきたら少しずつ離れる時間を作ってお留守番ができるようにトレーニングしましょう。
8. ワクチン、狂犬病を受けよう
新しい家である程度落ち着いたら、なるべく早く動物病院へ連れていきましょう。
動物病院で健康診断、ワクチンの接種、狂犬病の接種をしましょう。
去勢・避妊、マイクロチップなど後々必要になる場合は、獣医さんに聞いておきましょう。
9.飼い犬登録をしよう
「生後91日以上」のワンちゃんを、お住まいの各自治体で登録する」ことが義務づけられています。
これは、狂犬病の予防接種とともにワンちゃんの飼い主に課せられた義務なので、忘れずに手続きをしましょう
10.社会に慣れさせる練習をしよう
「社会に順応する力を養う」社会化。一番適しているのが生後3カ月までの子犬の時期です。この時期に経験したことは順応しやすく、あまり怖がらなくなるので色々なもの、音を体験させてあげましょう。嫌がっている場合は無理強いせず楽しみながら体験させてあげましょう。
子犬を迎えた初日は
子犬を迎えた初日は、可愛い子犬にメロメロになることでしょう。
まずは、新しい環境への不安を取り除いて、新しい環境に早く慣れさせてあげましょう。
そして、移動がある場合も多いかと思いますのでゆっくりと休ませてあげましょう。
すぐにトレーニングが始まりますが、焦らず、ゆっくりとひとつずつ教えてあげましょう。
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子犬の時期に社会性を養ってあげることも大事です。
多感な時期に色々なことを経験させる機会を作ってあげましょう。
飼い主さんの愛情が伝われば、しつけもスムーズに進みますので、決してできないからと言って叱らず、違う方法で試してみましょう。