ある日猫がトイレで排泄をしなくなった理由

いつもなら室内にある猫用のトイレスペースで
排泄をしてくれるはずなのに・・・
ある日からその場所で排泄をしてくれない・・・
飼い主さんにとっては少し困った行動をする猫がいます。
一体どうしたんだろうと、お困りの飼い主さんへ向けて
トイレで排泄をしなくなった理由をご紹介します。

 

外的・内的な要因

外的な要因
◎トイレが不潔
本来猫はとてもきれい好きで臭いに敏感です。
なので、汚いトレイを嫌います。
また、トレイ用品を急に変えると新しいトイレにしてくれないことがあり、
すぐに捨ててしまうのではなく徐々に移行していくように配慮してあげましょう。

内的要因
◎精神的なストレス
飼い主が留守中であったり、ほかのペットがいたり、外がうるさいなど、普段と違う環境だと、
不安感を感じ、トイレ以外で排泄をしてしまうことがあります。
失敗してしまったらその状況を客観的に判断し、
ストレスが解放できる方法を考えてあげましょう。

◎病気を発症
膀胱炎、尿石など泌尿系の病気でトイレ場所まで我慢できない。
腹痛で急に下痢をするなど、体調を崩している場合があります。
普段は食欲あるのに今は食欲が無さそうなど体調の変化に気がついたら、
排泄に関わらず心配事があれば、
掛かりつけの獣医さんへ相談してみましょう。

マーキング(スプレー)によるもの

そもそも猫は縄張り争いをし、自分の場所を常に確保しています。
飼い猫であっても「ここは自分の場所だぞ!」という意味で、
スプレーという名の特別なおしっこを部屋中にする時があります。
それは普段のものとは違い、非常に臭いです。
濃度が濃く、壁やカーテンなどに立っておしっこをします。
去勢をしていない猫など特に見られる行為です。
通常去勢を行えば、治る行為です。
しかし、精神的に不安定な時にしてしまうことがあります。
そんな時は臭いが残ってしまう前に丁寧に拭くようにしましょう。

おわりに

猫はとても清潔好きです。
なので、トイレは1日1回は砂を含めて掃除をしてあげましょう。
うんちをしたらその都度きれいにしてあげてください。
排泄は体調に直結しているので、
ゆるい便が続けて出ているようであれば、
獣医さんへ相談するなど、
日々の健康管理にも役立てていきましょう。