9月は「Happy Cat Month(ハッピーキャットマンス)」と呼ばれる、猫の健康や幸せを考える特別な月。アメリカのCATalyst Councilが提唱した啓発活動ですが、SNSでは「#HappyCatMonth」のハッシュタグで世界中の飼い主さんが発信しています。
日本でも秋は猫の体調や生活リズムが変わりやすい時期。季節の変わり目に合わせて健康習慣を見直すことで、愛猫がもっと元気に、そして幸せに過ごせるようになります。今回は9月から始めたい猫の健康習慣3選をご紹介します。
Happy Cat Monthとは?
Happy Cat Monthは、毎年9月に猫の健康と幸福をテーマに行われている啓発月間です。
目的は「猫をもっと健康で幸せにしよう」というシンプルなもの。
具体的には、定期的な健康チェックや環境改善、遊びの充実など、日常生活でできる工夫を広めています。
SNS上でも「#HappyCatMonth」をつけて、飼い主さんが愛猫の写真やケア方法をシェア。
世界的な猫好きコミュニティの一体感を感じられる取り組みであり、日本の飼い主さんにとっても新しい習慣を取り入れる良いきっかけになります。
9月に始めたい猫の健康習慣3選
1. 毎日の健康チェックで「秋太り」を防ぐ
秋は猫の食欲が増えやすい季節。気温が下がって過ごしやすくなると、体がエネルギーを蓄えようとするためです。
・ご飯の量やおやつを少し調整する
・体重を週1回計って記録する
・トイレの回数や排泄物の状態を観察する
こうした小さな習慣が、肥満や消化不良の予防につながります。「なんとなく食べすぎかな?」と思った時点で調整するのがポイントです。
2. 抜け毛シーズンにあわせたブラッシング
9月は夏毛から冬毛への切り替え時期。抜け毛が増えることで毛玉を吐きやすくなったり、毛づくろいで胃に毛が溜まりやすくなります。
毎日のブラッシングは、毛玉予防だけでなく、皮膚の血行促進やスキンシップにもつながります。特に換毛期は短時間でもこまめに行うのがおすすめです。
また、抜け毛が増える時期は掃除の頻度も上がるため、飼い主さん自身の生活を快適にする効果も大きいです。
3. ストレスケアと遊びの時間を増やす
涼しくなる秋は猫が活発に動く季節です。とはいえ、急な天候の変化や留守番が増えることで、ストレスが溜まりやすくもなります。
・一日数分でも、一緒に遊ぶ時間を確保する
・高い場所や隠れ場所を整えて「安心できる空間」をつくる
・留守番が長くなるときは、知育玩具や自動給餌器を活用する
猫は環境の変化に敏感な生き物。飼い主さんが意識して「安心と刺激のバランス」を与えることが、ストレス予防につながります。
Happy Cat Monthをきっかけにできること
Happy Cat Monthは、ただの「イベント」ではなく、猫の暮らしを見直すきっかけです。
・健康診断を受けてみる
・食事内容を見直す
・ブラッシングや遊びを「毎日の習慣」に変える
また、SNSで「#HappyCatMonth」を使って発信すると、他の飼い主さんとの交流も広がります。情報交換や共感の輪ができることで、ケアが続けやすくなるのも大きなメリットです。
まとめ
9月は「Happy Cat Month」。秋の始まりは、愛猫の健康習慣を新しく始める絶好のタイミングです。
今日からできる小さな一歩が、猫の幸せな毎日につながります。ぜひこの機会に、愛猫との暮らしをアップデートしてみてください。