反抗的な態度をとる愛犬にどう接すればいい?

ある日突然、愛犬が反抗的になったなんてことはありませんか?
1回目の反抗期は自我が芽生える10ヶ月ごろにやってくるらしいのですが、
2歳〜5歳ごろにも2回目の反抗期がやってきます。
いつもできていたことが突然出来なくなります。
出来なくなったのではなく、わかっているのにしないという感じです。
反抗期を乗り切るにはどうしたら良いのでしょう。

態度を変えない

「おすわり」と言っても言うことを聞かないので、無理矢理お尻を押さえつけて
おすわりをさせようとしてもダメです。
さらに反発を強めて言うことを余計に聞かなくなります。
かといって優しくしすぎたり、甘やかしたりもいけません。
いつも通りの対応で上手に出来た時にいつもより褒めるぐらいがちょうどいいです。
愛犬の機嫌が悪くわがままをする時は構い過ぎずに無視しましょう。
間違ったしつけをしてしまわないように注意しましょう。

むやみに怒らない

出来ていたはずのトイレトレーニング。
わざと部屋のトイレではない場所でする場合があります。
感情的に怒らないようにしましょう。
違う場所でしてしまったすぐ後に、「ダメ」と言ってしかりましょう。
すぐ後でなく、いつまでも怒っていると家でトイレをしてはいけないと
理解してしまうこともありますので、場所が違うことをきちんと叱りましょう。
反抗期はぐっと我慢して見守りましょう。

愛犬との距離を縮める

この一番難しい時期に上手なしつけをしましょう。
なかなか言うことを聞いてくれない場合も多いのですが、
諦めずに何度もしつけをチャレンジしましょう。
そして出来た時には、たくさん褒めてあげましょう。
ここで折れて出来なくてもご褒美をあげてしまうと、
やらなくてもご褒美がもらえると指示に従わなくなる場合があります。
根気強く愛犬と付き合いましょう。

まとめ

思春期に反抗期は突然やってきます。
犬によってそれぞれ行動に違いがありますが
放っておけば良いと言う考えは間違いです。
飼い主さんも反抗期に向き合う必要があります。
何事にも辛抱強く、もう一度しつけをやり直すつもりで
「トイレトレーニング」「おすわり」「待て」などの
基本のトレーニングを見直してみましょう。
そして反抗期こそ愛情をたくさん与えてあげましょう。