では、どのようにすれば分離不安を解消することができるのでしょうか。
5つのポイントをご紹介します。
自立するトレーニングをする
トイレやお風呂への後追い行動をやめさせる。
寝る時は犬専用のハウスで寝かせるなどして飼い主との距離を少しずつ離しましょう。
外出するふりをする
いつもの外出する行動を見るだけでソワソワしてしまう愛犬の前で
外出するふりをしてみましょう。
いつも通り着替えて外出する用意をしながら外出せず、靴を履くけど
脱いで外出しないなど普段と違う行動をしてみましょう。
犬が予期していた外出と違っていると予期できなくなり反応が鈍くなります。
外出の時間を調節して慣れさせる
外に出て、数秒で帰ってくる、そして数秒から数分、1時間と
時間を少しづつ伸ばしていきましょう。
こうして独りでいる時間に慣れさせると同時に
飼い主は必ず帰ってくるということを認識させます。
留守番中にラジオなど人の声がするものをつけておくのも良いです。
外出前後は相手をしない
外出する前に声をかけると逆に不安な気持ちにしてしまうので
お気に入りのおもちゃや、飼い主のにおいのするものをそっと置いて
出かけましょう。
そして帰ってきたら静かに部屋に入り、しばらくは相手しないように
過ごしましょう。
犬が落ち着くまで待ってから犬に接しましょう。
もし部屋で悪さをしていても、しからずに片付けましょう。
主従関係を築く
犬が可愛いからといって勝手な行動を許さず、
飼い主をリーダーと認識させる。
普段からスキンシップはしっかりと行って、
この子は困った子だ、しょうがない子だと思うのではなく、
この子はできる可愛い子だと思って接することが大事です。