猫が安心しているときに見せる仕草6選!

猫がどんな気持ちで過ごしているのか、リラックスしているのかどうか知りたいという飼い主さんも多いことでしょう。
猫は人間のように言葉で自分の感情を伝えることはできません。

そのため猫の気持ちを知るためには、行動から読み取る必要があります。
今回は猫が安心しているときに見せる仕草6選をご紹介します。

■①お腹を上に向けてごろんとしている「ヘソ天」

お腹は猫にとっての急所です。
その急所を堂々と見せて、ゴロゴロしている状態は猫が心からリラックスしている証拠です。
ちなみに猫好きさんたちの間では、猫がお腹を見せる動作は「ヘソ天」と呼ばれています。
中には飼い主さんの姿を見ると嬉しくてすぐにごろんとお腹を見せる子もいます。

ただ猫がお腹を見せてきたからといって、撫でてほしいわけではありません。
お腹を撫でようとすると、突然後ろ足でけられることもあるので、注意しましょう。

■②前足を折りたたんでいる「香箱座り」

前足を折りたたんで胸の下に置いている状態も、猫が安心しているときによくやる行動です。
足をたたんでいると、いざというときにすぐに行動できません。
つまり猫は、飼い主さんをとても安心できる存在だ認識しているということなのです。
そのシルエットがお香を入れる香箱に似ていることから、「香箱座り」「香箱を組む」「香箱を作る」などと呼ばれています。

■③お尻を飼い主側へ向けて座る

猫がお尻を向けて座ると、嫌われているのではと不安に思う人もいるかもしれません。
可愛い顔を見たいのにと思う人もいることでしょう。
実は猫がお尻を向けるのは、その人を嫌っているからではありません。

敵にお尻を向けてしまうと背後から襲われる可能性があるため、野生の世界ではほとんどしない行動です。
つまり猫がお尻を向けるのは、その人が安心できる存在だと認識しているからなのです。

■⑤まばたきをする

猫は敵意のない相手に対して、まばたきをしてその意思を伝えようとします。
もしも猫がまばたきをしてきたら、自分もゆっくりまばたきしてみると良いでしょう。
こちらにも敵意がないことが猫に伝わって、お互いの気持ちが通じ合えるかもしれません。

■⑥その他の仕草(スフィンクス座りなど)

床にお尻をつけて座る場合やスフィンクスのように前足を出して座るのも、猫が飼い主に心を許しているときによく見られる行動です。
また、目がとろーんとしたり口から舌が少し出ていたりなど、表情にも猫の気持ちが表れることもあります。
猫の様子をよく観察して、今どんな状態なのかをチェックする習慣をつけてみると良いでしょう。

■安心している行動を理解するだけでも変わる


実は嫌われているのではないかと思われるような行動も猫にとっては安心できているサインの可能性もあります。
愛猫の行動を理解してあげることも猫と過ごしていくうえでは重要ですね!