寂しくさせてない？猫のお留守番は何時間までOK?

猫は孤高の生き物などと言われることや気ままな生き物などと言われることがあります。
忠実で飼い主にべったりの犬に比べると、ご飯が欲しいときや温かい場所で寝たいとき、遊んでほしいときだけにやってくるというイメージかもしれません。

一人が好きな猫は、どのくらいの時間お留守番ができるのでしょうか。

■日々の外出なら基本的に問題なし

朝仕事に行って、夜に帰ってくる、1日レジャーに出かけて帰ってくるなど、8時間から12時間くらいのお留守番なら、基本的に問題ありません。

ただし、それは室内の環境が整っていることが前提です。
たとえば、夏や寒い冬場などはエアコンをかけっぱなしにして出かけるようにしましょう。
特に夏は猛暑の中で、猫も熱中症になることや脱水症状になるリスクもあります。
27～28℃の省エネ設定で、冷えすぎず、快適に感じる温度設定にして出かけるようにしましょう。
冬場もエアコンの暖房が原則です。

猫が好きだからといってこたつをかけっぱなしにすると、思わぬ火災などの事故にもなりかねません。
ストーブやファンヒーターなども、飼い主の留守中の利用はNGです。
エアコンで快適な温度に設定したうえ、水分が不足しないよう、水もたっぷり置いておきましょう。
猫はエサも少しずつ食べるので、犬のように一気に食べて、お腹を空かせてしまう心配も基本的にありません。
腐る心配のない、ドライフードを置いておくようにします。

■旅行中の留守番はあり？

猫は孤独を好み、1日のうち15時間も寝て過ごすような生態なので、1日から2日程度の旅行なら、留守番させても大丈夫という話もあります。

とはいえ、可愛い猫ちゃんを置いて、泊まりがけで出かけるのは、わずか数日であっても心配なはずです。
飼い主さんが心配でストレスを溜める、旅行などが楽しめない、用事に集中できないなら、留守番はさせないほうが良いでしょう。
ゲージに入れて一緒に連れていくかペットホテルに預けるのが安心です。

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ただし、猫ちゃんの中には車での移動で酔って吐いてしまう子や猫は人より家になつくというくらいなので、違う環境に行くことで大きなストレスを感じ、食欲がなくなる場合や下痢をする子もいます。
猫ちゃんに移動や環境変化によるストレスを与えないことを優先するなら、1日程度の旅行なら、お留守番を選択しましょう。

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長時間のお留守番に備えて、1泊旅行や急な帰省などで1日留守にする場合、やはり、エアコンはかけっぱなしにして快適な環境を保ちます。
お水が腐らないよう、衛生的な場所にたっぷりの水を数ヶ所置いておきましょう。
お水入れが1つだと、ひっくり返してしまったときなどに、水が飲めなくなって脱水症状を起こしてしまいます。
トイレも2つくらい用意してきれいな状態が好きな猫に配慮し、ドライフードも2ヶ所くらいに必要十分な量を置いておきましょう。