政府からも節電取り組みの掛け声が一層強まり、さらに電気代もどんどんあがっていますね。一方で、ペットのいる家庭ではエアコンは必須の空調対策です。特に、日中はお留守番させているご家庭では大きな問題ではないでしょうか?今回はペットの健康を最優先にしながら節電をする方法をお伝えしていきます。
空調はいつからつけ始めるのか
夏場であれば室温を26度〜28度、湿度は40%〜50%程度に保ってあげましょう。特に、日中のお留守番が多いご家庭では注意してください。種類にもよりますが、日本で生活しているペットたちは比較的暑さに弱い子が多いです。外気が25度を超え始めたら空調が必要だと思ってください。
たとえ天気予報で最高気温が25度でも、日当たりの具合などで室温がグッと上がることもあります。
電気代を抑えた空調設定
電気代を抑えながら人もペットも快適に過ごす方法をご紹介します。
空調の温度を変えない
家に帰ってきて、冷房温度を下げたりしていませんか?急な温度変更は電気代が大きくなる上、ペットの夏バテを引き起こします。猛暑日が続くようになった最近では、夏場は24時間体制でクーラーを稼働させることが必須ですが、26度〜28度の自動設定を行いましょう。
除湿モードは使わない
特に、再熱除湿は電気代が高いです。除湿とクーラー(冷却)は仕組みが同じです。適温のクーラーをつけ続けることで除湿もできます。
扇風機を活用
帰宅して、どうしても涼みたい時、エアコン温度を下げなくても扇風機でとても涼しくなることをご存知でしょうか?さらに使用電気量もエアコンは平均1000w程度、扇風機は35w程度と大きな差があります。人間は被毛に覆われていないため、とても涼しく感じ、ペットには大きな気温変化を強いることがないためお互いに快適な方法です。
ペットは被毛に覆われており、自身で空調を整えることもできません。なるべく大きな温度変化を起こさず、快適な室温と湿度を保持してあげましょう。思わず18度設定にしたくなる日もありますが、扇風機を併用するなどしてお互いの体調と電気代を守っていきましょう。