おうちで、公園で、ドッグランで。走り回らせてあげるだけではなく、おもちゃで遊んであげたい!なんて思いませんか。犬にとってお気に入りのおもちゃがあれば、楽しく遊べる幅はぐんと広がります。
犬はおもちゃで狩猟本能を刺激されます。おもちゃで遊ぶことは、普段押さえている欲求を開放し、退屈さやストレスを解消することにも繋がっています。遊びもおもちゃも、犬にとってはとても大切なんですね。
何かおもちゃを買うからには、犬に喜んでもらいたい。どうしておもちゃを買うのか、目的に目を向けて考えてみましょう。犬のおもちゃは多種多様、目的によって選ぶものも変わります。
もうすでにお気に入りのおもちゃを持っているワンちゃんも、いつも同じもので遊んでいませんか。犬にだって、飽きはあります。あなたが新しいおもちゃを持って帰ってきたら、喜んでくれるかもしれません。
今回は犬のおもちゃの選び方と遊び方を、ひとりで遊んでほしい場合、一緒に遊びたい場合でそれぞれご紹介します。たくさんのおもちゃの中から、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
- ひとりで遊ぶなら
- 一緒に遊ぶなら
- おもちゃ選びのポイント
ひとりで遊ぶなら?
留守番がさみしくないように、ひとりで遊んでほしいのなら。
ひとり遊びに適したおもちゃを選びましょう。ひとりで遊べるおもちゃは、ひとりで夢中になれるおもちゃ。無駄吠えがうるさい! なんてワンちゃんにも有効です。
おやつを仕込むことができる知育おもちゃは、なかなか優秀なおもちゃです。おやつが食べられるとなれば、ごほうびにも最適。来客が気になってしまうワンちゃんの気を紛らわせることにも大活躍します。頭を使って遊ぶため、夢中になってくれること間違いなし。
音のなるおもちゃも、ひとりでの遊びに有効でしょう。中身に鈴や笛の入ったやわらかい素材のおもちゃは、犬の好みに合えば喜んでくれます。ワンちゃんによっては怖がることもあるので、買ったあと音を鳴らして様子を見てみてくださいね。
いっしょに遊ぶなら?
おもちゃを使って飼い主さんも一緒に遊べば、信頼関係を育むことができます。上手に動かせば犬の狩猟欲を刺激することもでき、すごく喜んでくれるかもしれません。飼い主がどう遊ぶか、一緒に楽しめるかどうかが重要です。
ロープつきのおもちゃは、遊びなれていない犬でも、飼い主の気配を感じずにおもちゃに近寄ることができるのでおすすめです。
少し離れた場所からおもちゃを動かして、興味を示したら軽く引っ張り合いをして遊びましょう。飼い主が全力で引っ張る必要はなく、軽い力で弾いたあとは手を放してしまって大丈夫です。ボールもまた、飼い主さんが投げて一緒に遊べますよね。はじめはあまり遠くへは投げず、近くに投げて遊んでみるといいでしょう。持って帰ってきてくれるかどうかは、信頼されているかどうか。犬が喜んでいるか確認しながら、ちょっとずつ投げる距離を伸ばしてみてくださいね。
おもちゃの選び方
意外と見落としがちなのは、おもちゃの大きさ。小型犬にとって運びやすい大きさでしょうか? 大型犬にとってはくわえやすい大きさでしょうか? ワンちゃんの口や体の大きさに合ったものを選ぶようにしましょう。
犬も個体によって性格がいろいろ。誰かが好きなおもちゃでも誰かは嫌い、なんてこともよくあります。用意したおもちゃがもしも気に入ったのなら、存分に遊ばせてあげてくださいね。
おうちの中でのなら、身の回りにあるものなんでもおもちゃに転用できるかもしれません。ペットボトルや靴下などを気に入った場合、飼い主の生活に支障がなければ、またワンちゃんが危なくないと判断できれば、ワンちゃん用におろしてあげてもいいかもしれません。
まとめ
おもちゃでの遊び方をご紹介しました。できればおもちゃは、ひとつではなく異なる種類のものをいくつか用意してあげるといいでしょう。犬によっておもちゃの好みは全く異なります。ワンちゃんがお店で選ぶことはできないので、飼い主さんが買ったものから選ばせてあげるくらいの軽い気持ちで用意することがおすすめです。
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