寒さが日に日に厳しくなってきています。
朝晩の散歩でリードを持つ手が冷たくて
暖かくて安全な、散歩に適した手袋を探している毎日です。
寒くなってくると軒下に「干し柿」が吊るされている光景をよく目にしますが
我が家も同じように吊るされていました。
そして、どうやら完成したようです。
この時期になると「柿」を食べる機会が増えますが
わんこやにゃんこは、お裾分けしてもよいものなのでしょうか?
柿には、ビタミンCなどが含まれます。
ビタミンCは、抗酸化作用があり、ヒト同様に、犬の様々な体の機能を補助する役割があります。研究ではガンの抑制効果も期待できるとされています。
ヒトはビタミンCを体内で合成することができませんが、犬や猫は、肝臓でグルコースからビタミンCを合成することができ、粘膜の強化、体内組織の修復、ストレスの軽減、免疫力のアップ、コラーゲン生成の補助など多くの機能や効果があるそうです。
また、βカロチンも含まれており、βカロチンは体内でビタミンAとなり消化管や皮膚、粘膜を強くし、免疫細胞を活性化させる作用があります。
成分のほとんどが水溶性の食物繊維で、水分を吸収して便を柔らかくするほか、糖分やコレステロールの吸収を抑える作用もあるとされています。
食物繊維は腸内細菌の餌になるともいわれており、腸内環境を整える効果もあります。
といったような効果があるそうで、とてもよい果物なのですが
他の食べ物と同じで、あくまで「適量」であるということが大切になります。
一日のカロリーには含まれるので、小型犬では1~2切といったような感じです。
また、「渋柿」もありますがアク成分である「アルカロイド」という犬にとっての毒性物質が通常より多く含まれています。
なので、あくまで与えるであれば甘い柿だけになります。
「干し柿」も、下痢に繋がることがあるようなので、無理に食べさせる必要はないようです。
種やヘタはしっかりと取り、量に気を付けて与えることにより
犬や猫の体調にプラスになるメリットもあるので、うまくお裾分けしていければと思います。
この寒い冬もいろいろなことを楽しみながら
健康に過ごしてくれればと思います。
コメント