おうちの猫ちゃんを撫でている時
「あれ…今日クサい?」と思うこと、ありませんか?
猫は基本的に体臭があまりしない動物です。
臭うと感じた時は何かのサインかも?
原因と対策を解説!
体臭-清潔にしてあげましょう-
アポクリン汗腺から分泌される液体(汗)が
微生物などに分解されると匂いを出すのはどの動物も共通です。
しかし猫はあまり汗をかきませんので体臭と言っても
特定の箇所がニオイます。
尻尾の付け根、足の裏、耳の付け根が特に臭いやすいです。
体臭が原因の場合は、臭いやすい部分を
シャンプーシートでこまめに拭いてあげてください。
清潔に保てば匂いの発生頻度がグッと下がります。
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肛門線-におい袋があります-
猫には肛門線といって、
強い匂いを発する分泌液を出す器官を持っています。
お尻の穴を中心に4時と8時の方向に一つづつあります。
健康な猫ちゃんはグルーミングで分泌液を拭き取り体を清潔に保ちます。
肛門線が臭うときはうまく分泌液を排出できない時です。
「肛門のう炎」や「肛門のう破裂」といった病気になるリスクがあるので
絞ってあげるか病院に連れて行ってあげましょう。
トイレ-におい移りしていませんか-
「なんとなくおしっこ臭い」「うんちのようなニオイが…」
そんな時はトイレがきれいか確認してください。
猫ちゃんの排泄物は臭いが強いので、
トイレを介して肉球や体毛に臭い移りすることがあります。
この場合は、トイレをきれいにして数日すると臭いが消えます。
ウンチやおしっこをまめに取るだけでなく、
砂の入れ替えを多めにしてあげるだけで効果が見られることがあります。
口臭-フード系の悪臭はここから-
フードが腐ったような匂いがしたら口臭と
口臭がグルーミングで全身についてしまっている可能性があります。
猫ちゃんの歯の状態を確認してください。
口を横に「イーーー」と引っ張ると奥歯の状態が見えます。
歯石が溜まっていたり、歯茎が赤くなっていませんか?
そんな時は歯磨きグッズでケアしてあげましょう。
特に、歯石はひどくなると
全身麻酔で除去しなければなりませんので
注意が必要です。
綿棒や猫用の歯ブラシに猫用歯磨きジェルをつけて磨いたり、
フードに振り掛けるタイプの歯磨き粉など
いろいろなオーラルケアグッズが売っています。
個体によって好き嫌いが激しいので、
おうちの猫ちゃんに合うものをじっくり探してみましょう。
ただし、歯石が大きくついてしまっている場合は、
綿棒や歯ブラシで時間をかけて落として行かないと取れません。
まとめ
基本的に臭いのしない猫ちゃん。
ニオイがするときは何か異常がないか疑って、
健康管理してあげてください。
日頃から、ブラッシングやシャンプー、オーラルケアをしてあげる事で
長期的な健康とニオイ予防につながります。
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