こちらを見つめて鳴いてくる、叱ったら目を逸らす、
撫でていたら突然噛みつかれた！
好かれているのか、あまり仲良くなれていないのか…気になりませんか？
そんな猫ちゃんの行動の解説、第2弾です！
撫でていたら突然噛みつく
さっきまでゴロゴロ言いながら撫でられていたと思ったら、
突然ガブっとされた事は誰しもあるかと思います。
これは飼い主さんを嫌いなわけではなく、
生物学的に「愛撫誘発性攻撃」と呼ばれる行動です。
撫でられはじめは気分が良かったものの、長時間に渡ると
じっとしていたり撫でられる事への我慢の限界が来てしまうのです。
他にも尻尾の付け根など各猫ちゃんの
触られたくない場所を触られたなどちょっとしたクレーマーのようなものです。
野生下の中の良い猫同士でも相手をなめるのは頭部分を短時間のみで、
時間が長かったり場所や強さなどがお気に召さないと相手を攻撃します。
攻撃前には耳を横に倒したり尻尾をパタパタさせるなどの前兆があるので、
この行動が見えたらすぐに撫でるのをやめてあげましょう。
何事もほどほどですね。
叱ると目を逸らす
SNSや動画などでは、
「知らん振りをしている」
「反省している」
「拗ねている」
などのテロップが入れられがちなこの行動。
実は飼い主さんを好きな証拠です。
猫の世界では、目を合わせる事に相反する意味があります。
仲良し：親愛のしるし
親しくない：ケンカを売っている、威嚇の一歩手前
飼い主さんに怒られている時は、猫からは「威嚇している」と映る事が多いそうです。
そんな時、大好きな飼い主さんと喧嘩に発展しないように目をそらしているそうです。
ちなみに、猫ちゃんもちゃんと学習してくれますので、
正しい叱り方をする事で怒られる行動の頻度を減らす事ができます。
↓詳細はこちら↓
もう繰り返さない！正しい猫の叱り方
トイレの後の猛ダッシュ
通称「トイレ・ハイ」と呼ばれるこの行動は、
学術的にもまだ正確にはわからないところが多いです。色々な説があります。
説1
排泄という本能に基づく行動により、野生的な気分が爆発する。
遊んでいる途中に突然遠くへ走り出してしまう行動に似通ったところがあり
説得力がありますね。
説2
排泄中は無防備になる為、野生下では緊張する行為である。
排泄後にはその緊張から解放され興奮してしまう。
プロジェクトが終わって打ち上げの飲み会をするような感覚でしょうか？
トイレ・ハイの際に砂を撒き散らしてしまう事が多いですが
トイレに工夫をして猫ちゃんも人間も気持ちよく生活できる空間にしましょう。
↓詳細はこちら↓
部屋をニオわせない！汚さない！
猫のトイレの置き場所と工夫
目を見つめて鳴く
猫ちゃんが鳴くのは子猫の時に親猫に向かって鳴く時と、
年齢にかかわらず人間に欲求を伝える時が殆どです。
家猫は気持ちも行動も成猫になりきらない為、
子猫同様に何かあると母猫（飼い主さん）に声を出して伝えようとします。
↓詳しくはこちら↓
猫がアオーと鳴く意味は？原因と対応法を解説！
まとめ
いかがでしょうか？お家の猫ちゃんに見られる行動もあったのではないでしょうか。
家猫は野生的な本能とペットとしての無防備な部分を兼ね備え、
成猫になっても子猫のような表情を見せてくれます。
人生を分かち合うパートナーとして
いろんな側面を理解してあげる事が醍醐味の一つでもありますね！
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