困ってしまう愛犬の問題行動を正すために大切なこと

可愛くて仕方ない愛犬ですが、問題行動をしてしまうのは割とよくあることです。
特に外出の間のお留守番の際に起こす問題行動には頭をかかえてしまいますよね。

犬が問題行動をとっている場合、必ず何らかの原因があります。
何かのメッセージを伝えているのかもしれません。
問題を起こす原因をしっかりと見極めることが大切です。

では、犬が問題を起こす原因とは何でしょう。
実は問題の原因は飼い主さんにあることが多いのです。
下記のことに心当たりがある飼い主さんは愛犬との接し方を見直すことで、問題を起こさなくなる可能性があります。

・構いすぎている
・甘やかしすぎている
・あまり運動をさせていない
・感情的に叱ってしまう



構いすぎている

とても可愛くて仕方がない愛犬ですが、構いすぎることで飼い主さんが不在になると分離不安症になってしまう可能性があります。
いつもそばでにいたいので家の中でもずっと飼い主さんについてくる愛犬は飼い主さんに依存してしてしまい、飼い主さんと離れてしまうと不安で精神的に大きなストレスを感じてしまい、問題行動を起こす可能性があります。
そんな場合は飼い主さんが構いすぎてしまっている可能性があります。可愛い愛犬にいつも構っていたいと思いますが、ここは少し我慢して自分から構いに行くのをやめて、
「飼い主さんのそばにいたい!」
という愛犬の欲求を十分に満たしてあげることが大切です。

甘やかしすぎている

愛犬が目で訴えてきたり、吠えたりするとすぐに要求をのんでしまっていませんか?
甘やかしすぎることが問題行動を引き起こす可能性があります。
愛犬がして欲しいことを意思表示してくれることはとても良いことで、本当に必要な場合は要求を聞く必要があると思います。
しかし、いつ何時も要求を聞くことは「甘やかし」になるので注意しなければいけません。
例えば食べ物をねだられるとついつい何でもあげてしまったり、最低限のしつけをしなかったり、
「この子は人見知りだから仕方ない」と他の人や犬との交流をしないなどは「甘やかし」になります。
甘やかすのではなくしっかりとしつけをし、愛犬とお互いに信頼しあえる関係になることが大切です。

あまり運動をさせていない

愛犬とお散歩を楽しんでいますか?
運動不足もまた、ストレスがたまってしまい問題行動を起こしてしまう原因になります。
運動には健康な体づくり以外にも、犬の本能を満たす役割があります。
お散歩には気分転換の役割が非常に大きいと言われています。
犬も外に出て新しい刺激を感じて脳を活性化することでリフレッシュできるのです。
飼い主さんと一緒にお散歩をすることで、いつまでも心身ともに飼い主さんも愛犬も健康でいたいものですね。

感情的に叱ってしまう

正しく叱れていますか?
愛犬を「叱る」ことはしつけの上でとても大事なことです。
しかし絶対に怒らないようにしましょう。
「叱る」と「怒る」は大きく違います。
「叱る」ことは冷静にイケナイということを教えることです。
「怒る」ことは怒りという感情をぶつけることです。
怒っても状況は何も変わらず逆効果になり、問題となる行動は改善されることはありません。
きちんと辛抱強く冷静に叱ることが、愛犬との信頼関係にもつながります。

まとめ

困ってしまう愛犬の問題行動を正すためには、飼い主さんの間違ったしつけや接し方を見直すことが大事です。
愛犬が飼い主の言うことを聞く理由は信頼関係です。
愛犬の特性や習性を把握し、十分な愛情を注ぎ、コミュニケーションをとるという当たり前のことをしっかりと心がけることで、愛犬に信頼される飼い主になれるでしょう。
そして愛犬との毎日もより楽しく充実したものとなることでしょう。