仕草でわかる犬の気持ち!気持ちを読み取り、もっと仲良くなろう!

 

愛犬家のみなさん、一度はうちの子と話してみたい!と思った事がありませんか?

しかしながら、犬は言葉を話すことができません。
ですが、さまざまな仕草から犬の気持ちを察することは可能です。

長く犬を飼っていると、徐々にどんな仕草がどんな気持ちを表しているのかがわかるようになるものですが、もしかしたら誤解していることもあるかもしれません。
ましてや、初めて犬を飼う場合はわからないことも多いと思います。

そこで、よくする主な犬の仕草がどんな気持ちを表しているのかについて解説しましょう。

犬がよくする主な仕草

  • 尻尾を振る時
  • 尻尾を丸めたりピンと立てたりする時
  • 叱られているのにそっぽを向く
  • 噛んだ後に舐める時
  • 伏せながら鼻や口の周りを舐める時
  • お腹を見せてごろんとなる時

尻尾を振る時

犬は嬉しいときに尻尾を振ります。これはよく知られた仕草でしょう。

ところが、犬が尻尾を振るのは、嬉しいときだけではないのです。
たとえば、知らない犬が尻尾を振っているので近づいたら吠えられた、飼い犬が尻尾を振りながら怒っているので、どうしてだろうと思ったことのある方も多いのではないでしょうか。

実は、犬は喜んでいるときだけでなく、怒っているとき威嚇しているときも尻尾を振りますので注意が必要です。
怒っているときは唸ったり、歯をむき出し鼻にシワが寄っていたりするなど、ほかにもサインがあります。

尻尾を丸めたりピンと立てたりする時

尻尾をお尻の下に丸めるような仕草をした場合は、不安や恐れを抱いているときです。
飼い犬の場合は抱っこするなど、心配ないことを伝えてあげると良いのですが、知らない犬の場合は恐怖から噛みついてくることもあるので注意しましょう。

また、尻尾をピンと立てているときは、警戒しているときです。

叱られているのにそっぽを向く


犬が悪いことをしたときは、きちんと叱らなければなりません。
しかし、叱り過ぎはNGです。
人間の子どもと同様に、だんだんと臆病な性格になってしまいます。
こちらが必死に叱っているのに、そっぽを向いてしまうこともあります。
これは「ちゃんと反省しているから、もう叱らないで」というサインです。
同じサインに、叱られているのにあくびをすることもあります。
このような場合は、それ以上叱らないようにしましょう。

噛んだ後舐めるとき


興奮して噛んでしまうことがありますが、その後「ごめんね」と言っているかのように舐めてくれることがあります。
でも、これは「ごめんね」のサインというよりも、「僕の言うこと聞かないと、もっとひどい目に遭うよ」という気持ちが表れています。
飼い主としては少し複雑ですね。

伏せながら鼻や口の周りを舐めるとき


犬が伏せの姿勢を取り、鼻や口の周りを舐めているときは、「怖がらなくて良いよ」という気持ちを表しています。
友達になりたいと思っているときです。

お腹を見せてごろんとなるとき


お腹を見せるという姿勢は、最も無防備な状態です。
このような仕草は安心しきって甘えているときと「服従」や「ごめんなさい」という気持ちを表しているときです。

犬の気持ちを知るには、表情や鳴き声をはじめ、耳やしっぽなどの部位もヒントになります。
よく観察して、愛犬の気持ちを読み取り、もっとなかよくなりましょう♪